皆さんは病気や事故で入院手術代、通院費が高額になった事がありますでしょうか?
私は結石で2回ほど入院手術の経験があります。入院、手術を行うとかなりのお金が必要になります。
普段何かあった時の為に貯金しておこうと思っても、いざ病院に行き支払い金額の連絡を受けると「なんでこんな高いの!?」って思ってしまいますよね?
増してや社会保険料で毎月給料から天引きされているので3割負担になっているにも関わらず、高いです。
高額な医療費ですが、体に異常があると思った時はすぐに病院に行った方がいいです。
皆さんも経験があると思いますが、虫歯の治療が典型的ではないでしょうか?
虫歯を放置、又は定期的に歯科検診をしていないと虫歯になって病院に行くといくつも虫歯が見つかって半年~一年間も病院に通わなければなりません。治療も一度で少しずつしか行われない上、待合室での待ち時間も長いので、かなり時間を浪費します。
私も3年前に銀歯が外れて病院に行った所、虫歯になっていたので銀歯が外れたのが分かりました。銀歯が外れた箇所だけでなく、他にも複数虫歯があり、全て治療するのに半年強掛かりました。こんな思いは嫌だと思い今は定期的に歯石取りで歯科検診に通っています。
話を戻しますが、私が結石で手術を行った際、手術前に説明されたのが、高額療養費制度についてでした。
高額療養費制度について
こちらのサイト(https://www.kyoukaikenpo.or.jp/g3/sb3030/r150)に詳細が記載されていますが、年収によって1か月あたりの医療費の上限が決まっており、それを超えた金額は払わなくてよい(又は戻ってくる)制度です
70歳未満の方は、4月~6月の給料より標準報酬月額が決まり、その金額によって下の表の計算式の
自己負担限度額の金額のみ支払で良い事になります
月の治療費が自己負担限度額より多い時
パターン1:治療費を多く払い、後から払い戻しを選択する場合は、事前手続きは不要です
パターン2:月の治療費を自己負担限度額までとしたい場合は、事前に限度額適用認定証を提出する必要があり、自分が加入している保険組合に連絡し、限度額適用認定書を取得し病院に提出する必要があります
私の場合、1回目は病院に言われたまま限度額適応認定証を会社の保険組合に貰い病院に提出しましたが、2回目は限度額適応認定証は提出しませんでした
1回目の限度額適応認定証を提出した場合は病院に支払う金額が抑えられましたが、2回目は治療費全額支払いました。しかし2回目の病院はクレジットカード支払いでしたので、多く金額を払う事でクレジットカードのポイント付与がありお得でした。今はクレジットカード支払いやPayPay支払いの病院も増えていますので、ポイントをもらうのみ一時的に多く支払うのも良いと思います
付加給付制度について
加入している保険組合によっては、付加給付制度があります
こちらの制度は高額療養費制度よりさらにすごい制度で高額療養費制度より治療費を下げる事ができます。
治療費>高額療養費制度自己負担限度額>付加給付制度 のイメージです
この制度は、保険組合が決めた月上限金額を超えた金額は、全て後から戻ってくるといったものです
私が加入している保険組合は付加給付制度があり、月上限25千円となっています
1度目の手術も2度目の手術も110千円強/月の治療費(手術代、入院代)でしたが、3~4か月後に給料と一緒に治療費-25千円の金額が振り込まれました。
例:区分㋒の場合
治療費:120千円/月
高額療養費制度自己負担限度額:80千円
付加給付制度上限金額:25千円
パターン1:付加給付制度無しの場合 80千円支払い
パターン2:付加給付制度有りの場合 25千円支払い
医療費についての私の考え
年配になれば通院や入院が増えるかもしれませんが、若い内は医療保険は不要と考えています。
テレビで紹介されている医療保険、一見月数千円で安いと思うかもしれませんが、病気やケガをしなくても毎月支払い続けなくてはいけません。私の場合、社会人17年目ですが、入院して治療費が高くなったのは2回だけです。
・月1000円の医療保険に入っていた場合、1000円/月×12か月×16年=192千円
⇒実際支払った金額:50千円(通院費等)【付加給付制度有】
頻繁にケガや病気で入院する方は医療保険は有効だと思いますが、健康な人は医療保険は不要だと思います。年末調整で医療保険控除があると思う方もいると思いますが、医療保険控除で戻ってきている金額はせいぜい1か月分あるかないかです。しかも年収が高い人は控除額が高いですが、年収が低い方は少ししか戻ってきません。この内容については別の記事で書きたいと思います。
何にせよ健康である事が第一です。
睡眠、食事、運動、歯磨きをしっかり行い、異常を感じたら無理せず通院する事で、治療費を下げて生きましょう!
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