NISAについて① NISA口座について

皆さんはNISAで資産形成を行っていますでしょうか?

私は2年間の積立NISAと今年始まった新NISAをやっています。
積立NISAは年間40万円より3.3万円/月の設定で楽天証券で積立してました。
新NISAになってからは年間360万円、トータル1800万円に変わり、積立可能額が変わりましたので、20〜24万円/月でSBI証券で積立してます。
積立銘柄は複数ありますが、投資信託で全世界株式と全米株式を9割程度、インド株を少し積立てており、新NISAの現時点(2024/7時点)で運用収益率は全世界株で13.5%程度あり絶好調です

新NISA制度について

実施している方はご存知だと思いますが、新NISA制度について整理したいと思います

証券口座を開設した後、株式を購入する時、購入する口座を選択します。銀行の普通の普通口座や固定口座に少し似ていますね。

特定口座:配当金、譲渡益に対し税金を払う必要があり自動で税金分が引かれる口座
一般口座:配当金、譲渡益に対し税金を払う必要があり、確定申告で自分で支払う必要がある口座

NISA口座:配当金、譲渡益に対し日本の税金を取られない口座
に分かれます

株式の税金は、配当金と譲渡益(購入時<売却時の場合の利益)それぞれに所得税15%と、住民税5%、復興特別所得税0.315%で、合計20.315%の税金が掛かります。
この20.315%の税金は日本株の場合で、米国株は配当金のみさらに10%加算されます

特定口座と一般口座の場合の税金については以下となります

例①:配当金
500円/株の配当金がある場合、
日本株の場合:500円×20.315%=101.5円の税金が取られ、398円/株の配当金が貰える事になります
米国株の場合:500円×30.315%=151.5円の税金が取られ、348円/株の配当金が貰える事になります

例②:譲渡益
購入時1,000円/株を100株購入しており、売却時2,000円/株になっていた場合
売却時(2000円/株)-購入時単価(1000円/株)×持ち株数100株=100,000円
100,000円×20.315%=20,315円の税金が取られ79,685円の利益が貰える事になります

NISAは特定口座でも一般口座でもない第3の口座になります

NISA口座の特徴:
①日本での税金(配当金、譲渡益)の20.315%が掛からない

②年間360万円まで購入が可能(
年内に売却した金額分は復活しない為、次年度以降で購入となる)
③合計金額1800万円/人まで購入が可能
        

税金利益に対し税金優遇されている口座がNISA口座となります

上記の特定口座、一般口座での配当金、譲渡益の場合は

例①:配当金
500円/株の配当金がある場合、
日本株の場合:500円×0%=0円の税金が取られ、500円/株の配当金が貰える事になります
米国株の場合:500円×10%=50円の税金が取られ、450円/株の配当金が貰える事になります

例②:譲渡益
購入時1,000円/株を100株購入しており、売却時2,000円/株になっていた場合
売却時(2000円/株)-購入時単価(1000円/株)×持ち株数100株=100,000円
100,000円×0%=0円の税金が取られ100,000円の利益が貰える事になります

となり、税金が取られない為、株式の利益をそのまま受け取れます

まとめ

株式投資は銀行貯金と違い、元本割れのリスクがありますが、近年のインフレによる物価高騰や給料が上がらず実質賃金が下がっている現状では、円の価値が下がり、同じ1万円でも昔に比べ帰る物や量が少なくなっており、多少リスクを受け入れてでも株式投資等で資産を増やす事が必要だと私は考えます。

過去の株式インデックス投資の実績を確認すると、もっと早く株式投資を知っていれば貯蓄は1.5~2倍になっていたとの後悔があります。
私の会社も定年が65歳に変わりました。私が60代になる頃には定年自体が無くなっているかもしれません。年金も雀の涙程度しかもらえない可能性があります。自分年金を作る為にもどうせ株式投資をやるなら税金優遇のNISA制度を使って少しでも多く金融資産を増やして少しでも人生を謳歌出来る様にしたいと思います。共に頑張っていきましょう!

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